Interview

卒業生インタビュー

りすたくん
就労移行支援事業所ってどんなところ?

卒業生であり、現在スタッフのSajiさんに特別インタビュー!

キャリスタでの学習内容、スタッフとのコミュニケーション、就職活動など通う前に気になる疑問を全てお答えします。

就労移行支援事業所 キャリスタ 新大阪

プロフィール

Sajiさん

福島県会津出身。
10年間、日本酒造りの職人をしていた異色の経歴を持つ。

『じぶんの可能性に気づく場所』

キャリスタで自分の可能性を広げた

まず通い始める前はどういう状況だったのですか?

3年前、勤めていた頃に過度のストレスから不眠症になり、病院に行ったら「極めて危険な鬱状態です。1日でも早くその仕事から離れなさい」って診断されました。その当時から何をするにも気力が湧かず、無為な日々を過ごしていました。

2年のブランクから通うようになるきっかけは?

全く働ける状態ではなかったんですが、手続きの関係でハローワークに行ったんです。そのとき、そこの窓口で就労移行支援を教えてもらいました。その場で5つぐらいパンフレットをもらって、気になった事業所のホームページを調べてみました。その中でこちらの『就労移行支援事業所キャリスタ』にビビっときました。

就労移行支援事業所 キャリスタ 支援員
就労移行支援事業所 キャリスタ

どんなところに惹かれたのですか?

『自分の可能性に気付く場所』の文字が目に飛び込んできたんです!そのとき、そういえば「自分のことそこまでわかってないんじゃないかな?」って、自分の可能性や伸びしろなんてあまり考えてきませんでした。
あと、長年カメラが趣味で、プロカメラマンの特別講座があるところが一番の魅力でした。他にもプログラミングや動画編集など、講座が豊富だったのも決め手でしたね。もしかしたらここで色々な事を覚えたら家で主夫しながら副業でも可能じゃない!?って(笑)

ということは、当時は就職の意思はそこまで無かったのですか?

正直なところ、全然無かったです(笑) カルチャー教室に通うぐらいの感覚でした。

学習内容はパソコン中心ですが、そのあたりは?

普段ほとんどパソコンは触っていませんでしたが、色々な学習テキストがたくさんあったので、初めてでも特に問題ありませんでした。あと画像や動画の編集も勉強しました。最近はLINEスタンプも作れるようになりました!
プログラミングにも挑戦しましたが・・・自分には無理でした(苦笑)

たしかにプログラミングは相性がありますもんね。

はい。でも自分には合わないとわかり、選択肢が絞れていったので、それはそれで新しい自分を知れたと考えるようにしました。

就労移行支援事業所 キャリスタ
就労移行支援事業所 キャリスタ

他の利用者さんの雰囲気はどうでしたか?

普段の個人学習ではなかなか話す機会もなかったのですが、講座を受けたりする中で自然と会話が増えていきました。コミュニケーション講座なんかもありますし。年代も20代前半の若い人も多いですが、30代、40代の方も少なくないので居心地よかったです。

スタッフはどんな感じでしたか?

とにかく寄り添ってくれて、良い所をたくさん褒めてくれました。初めは慣れていないし緊張していたんですが、とても優しく温かくしてくれて『ここにさえ来ていればきっと人生なんとかなる!』って思わせてくれました。通う前は外出がしんどかったですが、通い始めて約3ヶ月ぐらいから週5ペースに自然と増えていったんです。その頃から再び社会に交わることに楽しさを感じられるようになりました。それもスタッフさんのおかげだと感謝しています。

就職活動は?

依然、就職するっていうイメージはもってなかったんですが、「就職活動講座」っていうハローワークの職員さんが来て仕事をする魅力を教えてくました。そのなかで「働くことはお金稼ぎだけじゃない。社会と交わることで充実感や幸福感が得られる」という話に感銘を受けたんです。それからすぐに始める準備に取り組みました。

そして、今はスタッフとして私たちと一緒に働いていますが、実際どういった経緯で入社が決まったのですか?

求人がタイミングよく出たんですよ!

梅田のオープニングスタッフ募集の?

はい!そこで真っ先に手を上げました。通い始めて思っていたことは、他の利用者さんも表情が明るくなっていく変化や、イキイキとした表情がすごく刺激になりました。それで未来が見え始めたといいますか、変わっていくことができたんです。
『こういう仕事ができたらいいな』『皆さんの後押しがしたいな』という想いが芽生えていたとき、ちょうど求人を教えてもらいました。

就労移行支援事業所 キャリスタ
就労移行支援事業所 キャリスタ

現在、支援される側からする側になって何か意識されていることってありますか?

求められることは、 “元利用者だからこそわかること” だと思います。通う前の不安な気持ちだったり、通い始めても気分の浮き沈みがあったり就職や社会復帰できるの?といった不安だったり、そういう経験は、少なからず皆さんあることだと思いますので。

この記事を見られている就労移行に行くかなど、悩まれている方に何か伝えたいことはありますか?

初めてのことや変わることって、エネルギー使うと思うんです。悩んでいたら結構きりがないといいますか、なかなか1歩目が踏み出せないと思うので、軽い気持ちで飛び込んできてください。あとはこちらが一生懸命受け止めますので!

就労移行支援事業所 キャリスタ

どんな些細なことでも大丈夫です。

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